SRI SATHYA SAI RAM NEWS
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ナレンドラ・モディ首相による
サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センター 落成式
2023年7月4日
バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様の神聖な恩寵により、アブドゥル・ナゼール現アーンドラ・プラデーシュ州知事を主賓として、サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センターの落成式が執り行われ、ビデオ会議システムを通じてリモート出席されたインド国のナレンドラ・モディ首相によって社会に奉納されました。
盛大な式典に集まった満員の聴衆たちが、1000人収容の大講堂に設置された大型スクリーンやアシュラム内のさまざまな場所に設けられたスクリーンを見つめていると、目の覚めるような装いのナレンドラ・モディ首相が大型スクリーンに現れました。
最初に、サティヤ・サイ大学の学生たちが式の始まりを告げる短い詠唱を行いました。続いてシュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラスト(SSSCT)のラトナーカル代表理事から挨拶があり、首相は熱心に耳を傾けました。
ラトナーカル氏はモディ首相にサイラムと挨拶してから、国内におけるモディ首相の精力的な取り組みに感謝の意を表しました。そして「首相は国と国民を第一に考えておられているため、最近アメリカとエジプトを訪問された際にも決して疲れた様子をお見せになりませんでした」と賞賛しました。
「このような献身と勤勉は、すべての国民が見習うべき模範です」とラトナーカル氏は述べました。そして、モディ首相が自身の母であるヒーラ・ベンジー夫人を深く愛し、母からの祝福を受けるため、いつも母の家を訪れていたことを紹介しました。ラトナーカル氏は「モディ首相は、この国のすべての子供、すべての息子、すべての青年の模範であり、『マートゥル・デーヴォー・バヴァ』(母を神として敬いなさい)の教えに従っておられます。スワミもまた、頻繁に母イーシュワランマのサマーディ(墓所)を訪れて神なる母に敬意を表し、『まず自分の母を敬い愛する』模範を示されました」と述べました。
ラトナーカル氏は言いました。「シュリ・サティヤ・サイ・ババ様はインドが独立する以前から、非常に慎ましいやり方で神聖な使命を始められました。しかし現在、ババ様のメッセージは世界中に届いています。」
ラトナーカル氏は、スワミがどれほど「点数ではなく教師所見」を重視されていたかを語りました。人格形成は、バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様の御教えの中核であり続けています。ラトナーカル氏は、スワミが貧困、特に農村部の人々のための医療施設の欠如、質の高い教育へのアクセスに、どれほど思いを寄せられていたかを伝えました。
比良氏への感謝
ラトナーカル氏は、サティヤ・サイ・ミッションにおける比良氏の長年の貢献と、サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センターの建設への貢献について、特別に謝意を表しました。それから現在プッタパルティに滞在している50カ国から集まった3千人以上の代表団がシュリ・サティヤ・サイ・グローバル評議会(SSSGC)のセンターリーダー大会に出席していることにも言及しました。
すべての帰依者がこの施設を利用できるようにすることを表明しているSSSCTは、この素晴らしい現代的建築物の計画と建設に着手し、それは今や現実のものとなりました。
ラトナーカル氏は、5分間の挨拶を終える前に、SSSCTと世界中の何百万人もの帰依者を代表して、インドのナレンドラ・モディ首相をシュリ・サティヤ・サイ・ババ様のジャンマ・ブーミ(生誕地)であるプッタパルティに招待しました。
私は近いうちにプッタパルティを訪問します
モディ首相は、両手を合わせて「サイラム」と挨拶してから、スピーチを始めました。首相は「自分は何度かプッタパルティを訪問する幸運に恵まれ、(首相になってからも)直接行くことを強く望んでいましたが、多忙のため来ることができないでいました」と語りました。
「弟(バイ)ラトナーカルが、私をプッタパルティに招待してくれました」と首相が言うと、大きな拍手が沸き起こりました。モディ首相は「私は、バガヴァン・ババ様の祝福を求めてプッタパルティに行くことを切望しています」と語り、このような素晴らしい一日を過ごせたことを、すべての帰依者に感謝しました。彼は言いました。「すべてはスワミの祝福です。」
SSSGCリーダー大会のテーマは素晴らしい
首相はスピーチの中で「シュリ・サティヤ・サイの祝福と啓示は、今日、私たちと共にあります」と述べ、式典に集まった人々全員を祝しました。モディ首相は「今日、スワミの使命は拡大を続けています。私は、サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センターという名の新しい世界規模のコンベンション・センター(大会議場)がこの国にできたことを喜んでいます」と語りました。首相は「この新しいセンターが霊性と現代性の素晴らしさを体験させてくれるでしょう」と自信を示しました。
そして「このセンターは文化的多様性と概念的壮大さを備えており、世界中から学者や専門家が集まって、霊性や学術的プログラムに関する議論が行われる中心地となるでしょう」と述べました。
それから「どのような考えも、それが行動という形で前進するときに最も効果があります」と述べました。また、本日、サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センターの落成式とは別に、SSSGCのセンターリーダー大会が開催されたことにも言及しました。大会のテーマである「実践し、ひらめきを与えなさい」を首相は称賛し、印象的であると同時に今の世の中にふさわしいものであると述べました。モディ首相は、社会のリーダーたちがよい振る舞いをすることの重要性を強調しました。なぜなら、社会が彼らに従うからです。そして「シュリ・サティヤ・サイの生涯がそのお手本です」と語りました。
「今日のインドもまた、己の義務を優先しながら動いています。独立の世紀に向けて動きながら、私たちは、アムリタ・カーラ(不滅の時代=黄金時代)をカルタヴィヤ・カーラ(義務の時代)と命名しました。これらの誓いには、私たちの霊的価値という指針と、未来への決意が含まれています。それにはヴィカス(発展)とヴィラサト(遺産)の両方があるのです。」
ラトナーカル氏がシュリ・サティヤ・サイ特別区をデジタル特別区にする
次に、モディ首相から、非公式かつサプライズな要請がありました。首相は「世界中のデジタル取引の40%がインドで行われています」と話しました。
それから直接ラトナーカル氏に「私は、スワミの御名を冠した特別区が設立されることを嬉しく思っています。この特別区を完全にデジタル化することができますか?」と尋ねました。そして「バガヴァンの恩寵とラトナーカル氏のような友人があれば、この挑戦を引き受けて、ババ様の次の御降誕祭までに完全にデジタル化することができるでしょう」と語りました。そして「SSSGCは世界とインドの『架け橋』となる素晴らしいものです」と述べました。
サティヤ・サイの使命はSSSGCを介して至る所に広まっている
首相はSSSGCの設立についても特別に言及しました。「この国で目撃された変革は、あらゆる社会階層が貢献した結果です」と述べ、SSSGCのような組織は、インドについてより深く知り、世界とつながるためには効果的な媒体であると強調しました。古代の聖典に言及しながら、首相は「聖者は流れる水のようだと考えられています。なぜなら彼らは決して思考を止めることがなく、己の振る舞いに飽きることがないからです」と語りました。
モディ首相は「聖者の人生には、途切れることのない流れと努力という特徴があります」と指摘しました。そして、「聖者の生誕地がその信奉者を決めるわけではありません」と言及しました。「帰依者にとっては、真の聖者であるならどの聖者も自分たちの聖者であり、自分たちの信仰や文化を代表する存在となるのです。」「すべての聖者はインドで何千年もの間『エーク・バーラト・シュレーシタ・バーラト』の精神を育んできました」と首相は述べました。
(訳注:「エーク・バーラト・シュレーシタ・バーラト」とは「一つのバーラタ、最高のバーラタ」という意味で、他州の文化、伝統、慣習への理解を進めることによって、インド国内の一体性を高める政策。2015年10月31日にモディ首相が発表。)
シュリ・サティヤ・サイ・ババ様はプッタパルティ生まれですが、その信奉者は世界中にいます。ババ様の施設やアシュラムはインドのすべての州にあり、誰でも入ることができます。首相は言いました。「言語や文化に関係なく、すべての帰依者がプラシャーンティ・ニラヤムにつながっています。インドという国を一本の糸で織りあげ、不滅にしているのは、その願いなのです」
サティヤ・サイ・ババ様のシンプルで深淵な御言葉が大好き
首相は奉仕の力に関するサティヤ・サイの御言葉を引用し、テルグ語でもセヴァに関する御言葉を披露して、聴衆を喜ばせました。スワミと交流し、サティヤ・サイの祝福という庇護の中で生活する機会に恵まれた思い出を、感謝を込めて語りました。シュリ・サティヤ・サイは深淵なメッセージをシンプルに伝えていましたと、思い出話をしました。
首相は『すべてを愛し、すべてに奉仕しなさい』、『常に助け、決して傷つけてはならない』、『おしゃべりを減らして、仕事を増やしなさい』、『すべての経験は教訓です。すべての損失は利益です』といった不朽の御教えを列挙しました。「これらの御教えには思いやりがあり、人生に対する深い哲学があります」と首相は語り、2001年のグジャラート地震でのスワミの御導きと支援の思い出にも触れました。モディ首相は、シュリ・サティヤ・サイの深く慈愛に満ちた祝福を思い起こしながら「私にとって人類への奉仕は神への奉仕でした」と振り返りました。
インドのような国における社会福祉の中心は、常に宗教団体や霊性団体であったことを、首相は指摘しました。そして「アムリタ・カーラ(不滅の時代)決議によって発展と遺産に勢いを与えようとしている今日、その中で大きな役割を担っているのはSSSCTのような団体です」と述べました。
バル・ヴィカスは現代世代にとって素晴らしい取り組み
SSSCTの霊性部が、バル・ヴィカスのようなプログラムを通じて、新しい世代の中に文化的なインドを創造していることに、首相は喜びを表明しました。また、国家建設と社会のエンパワーメントにおけるSSSCTの努力を強調しつつ、プラシャーンティ・ニラヤムにある高度病院や、無償教育のために何年に
もわたって運営されている学校や大学や、献身的に活動しているサティヤ・サイに関連した諸団体についても触れました。そして、SSSCTは遠隔地の村落に無償で清潔な水を提供しているため、国の「ジャル・ジーヴァン・ミッション」に基づいてすべての村に清潔な水を提供することを目指す人道的活動のパートナーとなっていることも強調しました。
(訳注:「ジャル・ジーヴァン・ミッション」―ジャルは水、ジーヴァンは命を意味する。2024年までにインド農村部の全世帯に、各家庭の蛇口から安全で十分な飲料水を供給することを目的にした国家プロジェクトで、持続可能な水の使用に関する教育プログラムなども含まれている。)
プレーマ・タル植樹プロジェクトに言及
首相は、バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様のご生誕100周年記念に向けて今後2年間で1千万本の木を植える取り組み、プレーマ・タル(プレーマは愛、タルは木の意味)の意義を強調しました。そして全ての人に、植樹であれ、インド決議のプラスチック・フリー運動であれ、このような取り組みの支援に手を挙げてくださいと呼びかけました。また、太陽エネルギーやクリーンエネルギーも選択肢に入れてくださいと皆に要望しました。
ここでモディ首相は、グローバル・コンベンション・センターのスポンサーである比良氏に言及しました。比良氏は頻繁に会う長年の友人であり、何かを依頼すると、彼は親切に友人としてその仕事をやってくれると語りました。そして全ての人に対して、日本で見られるような、生態系の助けとなる「小さい森」というコンセプトを導入して欲しいと呼びかけました。
首相は、アーンドラ・プラデーシュ州が運営する学校で学ぶ約400万人の生徒にラギ・ジャワ(シコクビエの麦芽)から作られた食糧を提供するというSSSCTの取り組みを称賛しました。首相は、雑穀の健康上の利点を強調し、他の州でもこのような取り組みが行わるようになれば、国は大きな恩恵を受けるだろうと述べました。
そして「ラギ・ジャワ・プロジェクトには健康があり、可能性もあります。私たちの努力はすべて、世界レベルでインドの可能性を高め、インドのアイデンティティを強化するものです」と付け加えました。
プッタパルティにはよい思い出がある
最後にモディ首相は、先のラトナーカル氏の招きに応えて、シュリ・サティヤ・サイ・ババ様との素晴らしい思い出を懐かしく思い起こし、プッタパルティに来ることをどれほど切望しているかを語りました。そして、自分がプッタパルティを訪問したのは随分前のことであり、再びプッタパルティを訪れて、以前にプラシャーンティ・ニラヤムに滞在した時の神聖な瞬間を思い起こしたいという言葉でスピーチを締めくくりました。モディ首相の力強くパワー溢れる献身的な話に耳を傾けた観客全員が、立ち上がってスタンディングオベーションを行いました。
SSSGCの新しい本部施設
この施設を利用するのは、主にSSSGCが中心となり、1年間に少なくとも90のプログラムを実施する予定です。
サイ・ヒラ・グローバル・コンベンション・センターの主な特徴は次の通りです。
何よりも特筆すべきは、座席数1000人の講堂の天井にある巨大なサルヴァダルマのロゴです。誰がこれを提案したのかはわかりませんが、この講堂に足を踏み入れた人は誰でも一瞬、開いた口が塞がらなくなるでしょう。
・ コンベンション・センターの建物の建築面積は約5,240平方メートル
・ 2つの講堂(1000席と300席)
・ コンサート、オーケストラ、クラシック音楽プログラムなどのプレゼンテーション用に使える2つの大型ステージ
(27.5m x 15mと27.5m x 9m)
・ 人間工学に基づいた観客席
・ 各50人収容可能の中型会議室2室(合わせて100人収容可能)
・ 建物全体のセントラル空調システム
・ 最新オーディオシステム
・ LEDスクリーン
・ プログラムで使用できる非常に美しい照明と高性能ライトグリッド(格子状に組まれた照明器具)
・ UPS、発電機、インバーターによる電源バックアップ
・ 環境に優しい屋上の太陽光発電
・ シュリ・サティヤ・サイ・アーカイブスの建物とサイ大学管理棟を背景にした癒しの池
・ 人々のスムーズな移動を助ける広々としたロビーと廊下
・ 強固な防火システムと24時間監視体制
・ 庭のある美しい景観
・ スワミの愛とメッセージが描かれたモチーフ
SSSGC各ゾーンごとのオフィス
上記とは別に、グローバル・コンベンション・センターには、各ゾーンごとのオフィスと、SSSGCのミーティング全てに使用できる会議室もあります。美しい緑と白の大理石は視覚的にも美しく、レセプションエリアには、インドと世界地図の美しいLED装飾が設置されています。
私たちはスワミに祈ります。SSSCTのこの崇高な意図を祝福してくださいますように。そしてすべての兄弟姉妹が会議、ミーティング、セミナー、その他あらゆるプログラムを実施し、参加することに加わり、スワミからのこの贈り物を最大限に活用できますように。
ジェイ・サイ・ラム
R. サティシュ・ナイク
於プッタパルティ
シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラスト
2021-22年次報告から
当年度は、パンデミック後、世界がゆっくりと正常に戻っていきました。旅行制限が撤廃され、プラシャーンティ・ニラヤムのアシュラムも、巡礼者のために再開する準備を始めました。当年度を通じてアシュラムは部分的にしか開館していませんでしたが、2022年4月2日にアシュラムの食堂と宿泊施設が、正式にすべての人に開放されました。
サイ・クルワント・ホールで行われたイベントとフェスティバルは、すべて、COVID実施要項に従って開催されました。パンデミックの影響に効果的に対処し、地元の人々に医療支援を提供することに、重点が置かれました。プッタパルティにある125床のCOVID施設と、ホワイトフィールドのシュリ・サティヤ・サイ高等医療機関のCOVID病棟は、社会への奉仕を続けました。両病院は、医療用酸素を生成するための機器を迅速に装備しました。トラストはまた、高度な心臓生命維持救急車を調達しました。これは、重症患者をある医療センターから別の医療センターに安全に輸送するために使用される、最先端の完全に空調された移動心臓ケアユニットです。
ロックダウンが解除された後も、世界が通常に戻るのがゆっくりしていたため、帰依者がプラシャーンティとのつながりを維持できるように、特別な努力が払われました。帰依者が木曜日と日曜日に公式のYouTubeとFacebookページを通じて、ライブのダルシャンに参加できるように手配されました。シュリ・サティヤ・サイの公式YouTubeチャンネルと、シュリ・サティヤ・サイ・バジャンのYouTubeチャンネルの再生回数は、それぞれ1億回という驚くべき数字を超えました。
シュリ・サティヤ・サイ・グローバル・カウンシル(SSSGC)は、バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババの指示に従い、「シュリ・サティヤ・サイ・オーガニゼーション」をグローバルに統一し、強化し、拡大し、より大きな調整と協力をもって、平和の聖なる住まいであるプラシャーンティ・ニラヤムとのつながりを確固たるものにすることを目的として設立されました。SSSGCは、バガヴァンによって設立、育成、指導されたすべてのサイ組織の強み、アイデア、活動を調和させ、セヴァを通じて人類に手を差し伸べ、すべての役職の担い手と帰依者のサーダナを強化するための場を提供します。SSSGCは、2021年7月24日のグル・プールニマの縁起の良い機会に、バガヴァンの足元に正式に捧げられました。
プラシャーンティ・ニラヤムのコンベンションセンターの建設は完了に近づいており、2023年2月に完成の予定です。建物の面積は約50,000平方フィートで、2つの講堂、300席と1000席、2つの会議ホールが備えられます。
第 41 回 シュリ・サティヤ サイ高等教育研究所
(シュリ・サティヤ・サイ大学)卒業式
2022年11月22日、プラシャーンティ・ニラヤムのサイ・クルワント・ホールにて、第41回シュリ・サティヤ・サイ高等教育研究所の卒業式が開催されました。著名な科学者であり、インド宇宙研究機関(ISRO)の議長であるシュリ・ソマナス氏に、式典の主賓としてご臨席いただきました。シュリ・ソマナス氏は宇宙技術の分野で多大な貢献をされている、ロケットのシステムエンジニアリングの専門家です。タイトリヤ・ウパニシャッドからのヴェーダの詠唱に続いて、副学長のC・B・サンジーヴィ教授の要請により、創設者であられるバガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ学長の神の声で開会が宣言されました。
ささまざまな分野で優秀な成績を収めた学生には金メダルが、博士研究員には学長から博士号が授与され、サイ・ババ学長から祝福された特別な記念品が贈られました。
その後、シュリ・ソマナス氏によるスピーチがあり、学生の心、体、精神の発達を促進し、心の訓練とともに心の変容を可能にする環境を提供することを目的とした、大学の統合教育システムを称賛しました。また、卒業生に対し、この重要な日に少しの時間を取って、学生としての総合的な成長に貢献した家族、友人、そして刺激を与えてくれた教師に、心の底から感謝するようにと述べました。卒業式は、国歌とマンガラアーラティで締めくくられました。
第 97 回 バガヴァン・シュリ・サティヤ・
サイ・ババ様 御降誕祭
2022年11月23日、プラシャーンティ・ニラヤムのサイ・クルワント・ホールにて、第97回バガヴァン・シュリ・サティヤ・サイ・ババ様 御降誕祭が開催されました。御降誕祭は、プラシャーンティ・バジャン・グループによる、心のこもった音楽の捧げ物で始まりました。続いて、シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラストの理事であるシュリ・SS・ナガナンド氏による歓迎の挨拶が行われました。ナガナンド氏はバガヴァンの組織の主な活動について報告し、続いてセントラル・トラストの年次報告書がスワミに献上されました。
主賓であるインド政府の観光・文化・北東部開発名誉大臣であるシュリ・G・キシャン・レディ氏のご挨拶に続き、インドのシュリ・サティヤ・サイ・セヴァ・オーガニゼーションが実施した、全インド エッセイ ライティング コンペティションのすべての受賞者に、レディ氏から金メダルが授与されました。
スワミの御降誕100周年に合わせて、1,000万本の木を植える植林運動が開始されました。シュリ・サティヤ・サイ・セントラル・トラストの理事長であるシュリ・RJ・ラスナカール氏は、レディ氏とともに、すべての役員、ゾーンの会長たちに苗木を手渡しました。
1000万本の木 植林運動について
( 第 97 回 御降誕祭に配布されたブックレットから)
国連が発行した「持続可能な開発目標報告書2022」の進捗報告書によると、毎年1,000万ヘクタール近くの森林が破壊されています。伐採されたすべての木は、私たちの暮らしに影響を与え、私たちが植えるすべての木は将来の世代の暮らしを保証します。
スワミの97歳の御降誕祭のこの神聖な機会に、2025年の御降誕100周年に向かって、自然への愛情のこもった贈り物として、インド全体に1000万(1クローレ)の苗木を植えることを誓います。母なる地球への私たちの愛と感謝を込めて、私たちが母なる地球から奪ったもののほんの少しを回復してまいります。