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​帰依者体験談

Sis. Shruti Samantray
(シュルティ・サマントレイ)
第2回

Profile:
シュルティ・サマントレイ: シュリ・サティヤ・サイ・アナンタプル女子カレッ ジ卒業。
キャンパスで物理学の優等学位を取得 。観光ガイドの国家試験に合格。インド観光協会に就職後、スワミの指示でMBAを取得。現在は、ブバネー シュワル(インドのオリッサ州)の大手企業で事業 開発責任者として勤務しながら、近い将来、観光学の博士号を取得予定。
(2021年4月29日 金沢サイレディース発足一周年 記念祭ゲストスピーチより採録)

 私はスワミの音楽グループに選ばれるという、たいへんな幸運にあずかりました。スワミは、どのバジャンが合うかということを一人ひとりに指示され、私にもどの曲がふさわしいのかを教えてくださいました。アカンダバジャンでも、こういうバジャンを歌いなさいと、指導してくださいました。そのバジャンを歌っている間の、スワミとのいろいろなやりとりは、たとえようもなく、とても美しいものでした。

 スワミは私たちと共に戯れたいのです。ですからスワミは、とてもユーモラスな感じで微笑んだり、からかったり、また何かお気に召さないときは、眉を細めたりなどの、いろいろな小さなサインを出してくださり、スワミとお話することができました。

 スワミのために歌っている写真をお見せしたいと思います。このようにして、さまざまな時に、スワミの近くにいく機会に恵まれました。

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 とても重要なことをここでお伝えしたいのですが、特に外国の方にスワミが強調されていたことをお伝えします。それは、「ヴィブーティを常に付けなさい」ということです。私の父は、今日まで薬を飲んだことがなく、(どんな病気でもヴィブーティのみが私を癒してくれる)と信じていて、そのようにしてきました。父のバジャンブックからは、ヴィブーティが物質化されました。

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 私たちはよく「スワミに捧げている」と言いますが、「たくさんの犠牲を払って(何かを)行う」と言ったりもします。けれどそれは、本当は犠牲ではないと思います。というのは、私たちが愛をこめて、スワミに行為を捧げれば、スワミはそれを何倍もの恩寵にかえてくださるからです。

アナンタプル女子カレッジで、よくワミがおっしゃっていたことですが、スワミはとても日本の方を大切に思っておられ、「日本人はとても規律正しいです」と、規律正しくいるその性質を、とても大切なこととして、おっしゃっていました。

 またスワミはよく「5Dを大切にしなさい」とおっしゃっていました。最初のDは、Discipline(規律)です。二つ目はDiscrimination(識別)、三つ目がDedication(信仰心)、四つ目がDuty(義務)、五つ目がDevotion(帰依)です。

 

 そしてまたスワミはよくABCとおっしゃいますが、Avoid Bad Company(悪い仲間から離れなさい)という意味ですから、皆さんも、そばにいる人が、本当に良い友達であるか、悪い習慣を持っていたりするかどうかを識別してください。常にスワミはそこにいて、答えをくださいます。

 スワミはサマーディに入られてしまったので、肉体はもうなくて、まるでスワミがいないかのような感覚になったり、スワミの肉体がないということから、スワミがいらっしゃらないというような思いが、どこかにあったりしますが、実はそのようことは決してありません。スワミは肉体を去られてからも、本当に皆さんと共に、私たち一人ひとりと共にいらっしゃいます。私個人がいろいろな体験をしたこともそれを証明するものです。

 例えば、私の夫はスワミの帰依者ではありませんでしたが、本当に驚くような素晴らしい導きで、スワミは夫を変容させ、今は誰よりも熱心にスワミに祈っています。スワミがどのように家に入られて、祝福してくださったかという写真を、いくつかお見せしたいと思います。

 カレンダーからアムリタが噴き出している写真は、昨年、スワミの夢を見た翌朝、アムリタが噴出していたのです。

 こちらは、オリッサ州にあるジャガンナート寺院の本尊であるジャガンナータ(クリシュナ神と同一視されているヴィシュヌ神の別名)と、スバドラー神とバララーマ神の、その丸い顔の全体部分からヴィブーティが噴き出しています。

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 スワミが玉座に座られているお写真は、アナンタプル女子カレッジの学長が、プッタパルティを去る時に私にくださった写真ですが、そこからもヴィブーティが出ています。

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 肉体を去られたからと言って、スワミがおられないということは、決してありません。皆さんと共に、一人ひとりと共にスワミはおられます。どんなに小さなことでもスワミに話しかけてください。そうすると、スワミの実在を感じることができます。「今日は難しいテストがあるので、どうか一緒に居てください」など、一行で良いのでそのように紙に書いて、祭壇に置いておくと良いと思います。

 スワミは女性をとても大切にされ、気高い者であると、おっしゃっておられました。女性は家族を作り、家族が国家を作る、一番大切なリーダーであるとおっしゃっていました。ですから、無償で愛し、誰をも愛してください。

 2012年のバジャン中に、玉座に座っておられたスワミが、頭を天に向けられている光景を、私は見ました。30分くらいそのようにされていました。そして「今、ちょっと日本の人と話をしていました」とおっしゃったのです。日本の皆さんが規律正しいとか、VEDAを熱心に学んでいるとか、本当に沢山の褒め言葉を、スワミの口から直接聞いたことが、何度もありました。

(2021年4月29日、日本は祝日でしたが、インドは平日の16時30分でした。Sis.シュルティは仕事をしている時間でしたが「2時間お休みさせてください」と勤務先に頼んで、金沢サイレディースの一周年記念祭にオンラインで合流してくれました。「スワミのこの仕事が一番大切だからです」とSis.シュルティは言いました。そして「皆さんはとても忍耐強いですね。その忍耐強さに、スワミは何倍もの祝福をくださると思います」と言い残して、職場に戻って行きました)

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ババの写真からヴィブーティ

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自宅祭壇のババの写真からも

ヴィブーティが出ている

編集部より:

 今回、Sis.シュルティ・サマントレイの講演内容をサイラムニュースに掲載することを実現するにあたり、同じシュリ・サティヤ・サイ・アナンタプル女子カレッジ出身のSis.スマラ・パトナイック(Sumala Patnaik)が、日本の姉妹のためにと、インドにいるSis.シュルティ・サマントレイに、何度も連絡を取ってくれた経緯があります。その時のインドは、コロナ感染者が日々数十万人単位で増え続けている状況でしたが、Sis.シュルティは貴重な画像提供のリクエストに応えてくれました。Sis.シュルティ・サマントレイと、Sis.スマラ・パトナイックに深く感謝いたします。

 

 Sis.スマラ・パトナイックは、インドのオリッサ州出身で、現在は日本の国立大学の大学院に文部科学省の国費留学生として博士課程に在籍しています。

協力:SSSIOJサイレディース

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